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	■2007/02/23(金)　��12　「全体と部分」　と　「井の中の蛙、大海を知らず」 今日は、「オンリーワンメソッド入門」の中の１８才までに子どもに伝えたい項目３０のひとつの「全体と部分」について考えてみたいと思います。全体と部分については、オンリーワンスクールでも子ども達によく話しますが、人間の物の見方・考え方の中で特に本質的な追求をする際には必要な項目です。なぜなら、ひとつの物事を深く考える時に、そのものが部分なのか全体なのかをしっかりと見分けないと、正確に把握・判断することができないからです。例えば、宿題を出されて子どもがそれをするのは、本来の学習の全体から見ると部分であり手段であることがわかります。学習というものは、もともと自分で自主的にできるようになることが目的であり、宿題はそこに到る方法のひとつにすぎないからです。つまり、宿題は部分（手段）であり、自主的に学習できるようになることが全体（目的）であるということです。しかし、部分しか見えない人は、宿題があたかも学習の中心のように考え違いをしたり、こだわりすぎたりすることがあります。又、テストや受験も同じように自主的に学習できるようになるまでの手段・部分であり、全体（目的）ではありません。このように、全体と部分という考え方がよくわからないと目先のことばかり考え、判断や指導をあやまることになりがちです。全体がよくわかる人は、ひとつのことを絶対視したり目先のことだけにとらわれない寛容な考え方を持っているようです。又、いろいろな価値観や自分と違う意見などを素直に認め、受け入れる人ほど全体をよく知っている人のようです。これは、全体がわかる人ほど数多くの経験や人から学ぶことなどを通じて、ひとりひとりの違いのすばらしさや自分のスケールの小ささを充分に知っているから謙虚になるのではないかと思われます。日本の有名なことわざ「井の中の蛙、大海を知らず」は、部分が全体と思い込む例としても有名ですね！オンリーワンスクールでは、全体のわかる視野の広い人物づくりをめざし、これからも指導していくつもりです。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(2) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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