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	■2007/08/06(月)　��59　高校は何の為にあるのか？ 読売新聞８月５日の一面トップ記事で、「大阪の高校３割で水増し」と出ました。７月２３日のオンリーワンブログにも書きましたが、それから１０日ほどたってから合格実績水増しが行われたのは６府県で計２１校と増えており、さらに全国に広がる可能性が出てきました。これは、大阪のある私立高校だけの問題ではなく、全国的に存在する構造的な問題のようです。今回のニュースで思うのは、関西で「関関同立」という有名な４大学の合格者をたくさん出している高校が本当に自分の子どもに適したいい高校なのかをかしこく判断することが保護者に求められることであり、子ども自身も見抜く力が必要だということです。特に今回の問題の原因のひとつは、センター試験の点数だけで合格、不合格を決める方法にあります。人物や面接を中心に合格を決定するのではなく、ただテストの点数だけで単純に合格を決めるということが本当に本来の合格者を判断する方法なのかどうかを見直す必要もありそうです。その意味でも、最近人物重視の推薦やＡＯ入試が増加し、大学の全合格者の５０％にもなっている傾向は、教育界にとって健全な方向だと思います。とにかく、「高校は何の為にあるのか？」というテーマについて、将来、社会で自立して生きていく為に必要な能力や心構えなどを総仕上げする為にあるという原点に立ち返り、よりよい高校改革をしていくことがなにより重要な時期に入りはじめたと考えています。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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