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	■2008/01/11(金)　��97　学歴（学校歴）から本来の学習歴がさらに重要な時代に！！ 　私たち高度経済成長時代に大学を卒業した世代にとって、当時はどこの大学を出たかということが就職に有利になるという状況が少なからずありました。しかし、現在、大学に入ること自体が大学数の増加と少子化による志願者数の減少などで一部の大学を除いては過去のようにさほど難しくない全入時代では大きく変化しはじめています。例えば、日本の大学では国際競争が激しくなり、ひとつの大学の持っているノウハウだけでは世界にたちうちできないという判断が大学当局に働いていることです。そこで、日本の各大学は互いのノウハウを連携することで強い共同体として国際競争力や経営力などを高め、より国内の大学志願者にも特長や安心をアピールしようとしているのです。つまり、高度経済成長期のようにただ単純に１つの大学の学歴（学校歴）を持っていれば通用した画一的な時代から、複数の大学のすぐれた学習内容を総合的に学び、社会でその学びを活かす実質的な時代に突入したということです。これは、現在、日本で小学生以上に行っている総合学習の理念と共通しています。だからこそ総合学習は重要なのです。この総合的な学習で得た力こそが本来の学習歴といわれるものです。このたび、関西大学、大阪医大、大阪薬科大学は、生命科学系人材を育成する為に２０１０年に３大学の共同学部を設置すると発表しました。これもさきほどの大学連携のひとつであり、その総合学習の形態として３大学の共同学部設置という具体策を導入するというわけです。このようにますます日本全国の大学で相互連携がはじまる中で、今後高校生が大学を選ぶ上で特に考えるべきことは、ただ昔のように単純にどこの大学に入るかではなく、大学４年間で自分は何を学ぶのか？何を学びたいのか？そして、その成果を社会に出てからどう活かしたいのか？などをよく確認した上で大学選びをすることです。つまり、これからは総合学習を通じた学習歴の時代だということをしっかりと理解し、その上で自分で納得した大学を選ぶということが大切です。この学習歴こそが就職の際、面接官からするどく問われる本物の総合的学力だということをよく認識し、ひとりひとりが将来をよくみすえて自分にふさわしい進路を考え判断することが一層重要になってきたのだと思います。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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