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■2008/05/26(月) 132 「家族に干渉」の使い方に疑問?
 4月27日の読売新聞の記事で、日本人の家族観についての世論調査結果が載っており、5月16日のブログにもその調査の質問の中から「しつけ」について書きました。同じ世論調査に「家族がお互いに干渉しなくなってきているか?」という質問があり、今回はこれについて考えてみたいと思います。この質問に、「少しでも思っている」という人々の割合は74%以上にのぼっていました。この数字をどうみるかはともかくとして、まず、この「干渉」ということばの意味を辞書で引くと「他人に立ち入ること」とあります。もし、「干渉」が「他人に立ち入ること」であるなら、先ほどのアンケートの「家族がお互いに干渉しない」というのは、「家族は他人なので立ち入らない」の意味となります。このことから「干渉」という意味を正しく使わないで家族の例にあてはめているということがわかります。つまり、家族ましてや特にその家族の未成年の子ども達は親が責任者であり他人ではありませんから、「干渉」ということばは不適切だということです。しかし、日本語をこのように気づかずに使うことでことばの本質的な意味から少しずつはずれていき、この「干渉」の例のように、最終的に大きな勘違いを起こすことにもなります。子育ての場合は、子どもが成人になるまでは少なくとも人間として未熟ですから、親が責任をもって指導する必要があるのは言うまでもありません。もし、成人するまでしっかりと指導をしないのなら、十分に自立しないまま社会に出て不適応を起こす大人になる可能性があります。つまり、家族が子どもに干渉しないことが個性を尊重することだと勘違いし指導しないことが、十分に自立した子どもに育てられない大きな理由だとも言えます。これが、現代のひきこもりなどの増加にも深く関係しているものと思われます。このように「干渉」ということばの意味を勘違いし、自由きままに子どもを育てていることにこそ現代の子育てにおいて大きな問題がひそんでいるのだと思います。私たち大人は、この「干渉」の例のように毎日普通に使っている日本語のあやまった使い方を「見抜く力」をきたえていく必要があるのではないでしょうか?

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