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	■2009/01/26(月)　��193　「資格や学歴を得る」と仕事ができる？ 　最近の某通信講座のＣＭに「外見ばかりみがいていないで資格を取ろうよ！」というものがあります。ファッションやエステなどにお金をかけている女性に男性が声をかけているという内容です。もちろん外見をみがくことも大切でしょうが、では、資格を取りさえすればいいのか？というと、そう単純ではないと考えています。もちろん、資格を取ること自体が努力をして取るわけですから価値があるものですが、いざ資格を取って仕事に活かそうとするとそう簡単にはいかないからです。むしろ危険なのは、資格さえ取れば仕事ができるという考え方そのものです。これと同じ類の例えとして、「高学歴があれば仕事ができる」と勘違いしたり「一流の料理人が一流のレストランを経営できる」などがあります。上手に仕事をするには、いろいろな力をきたえながら行う必要があり、資格や学歴を得たというのはその第一段階の準備をしたにすぎません。その資格や学歴をもとにしてどのような目標設定をするのか？その目標達成の為の具体的な方法は何か？そもそも何の為、誰の為の目標設定なのか？など、仕事の何に価値を置き、何を重視した上で計画を立てるのか？は、多くの学びの蓄積が必要です。これらの学びを具体的に実行し、豊かな経験を経た人物こそが資格を活かして本当の仕事ができる人物になっていくのだと考えています。これらを実行できる人物になる為には、一般的に三段階のステップがあると言われています。日々の仕事の中から短時間で問題を見つけ、それに必要な情報を集められる人物が１００人いれば２０％つまり２０人、その２０人の中から仮説を立ててどうすれば良いか？の問題解決策を生み出せる人が２０％の４人で、その中から問題解決策を実行できる人がやはり２０％だというのです。つまり、最終的に０．８％となり、１％もいない＝１００人に１人もいない計算になるというわけです。結局、確率的に１００人に１人もできないことを実現できる人物がいろいろなジャンルで活躍している人物だということなのでしょう。このように、誰しもできることではありませんから目標とするべきは、資格や学歴などを取得した上でこの１００人に１人の実行できる人物に少しでも近づくということだと思います。しかし、人間は仕事の為だけに生きているわけではありませんから、あまり仕事を中心に考えることはバランスを欠くことにもなります。今、よく言われている「ワークライフバランス」ということばは、その「仕事と自分の生活のバランスの重要性」を意味しています。私は、仕事というものをどれだけ客観的にとらえて自分の人生に導入していくかが、これからの時代に求められているのだと考えています。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(2) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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