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	■2009/01/30(金)　��194　今後、中学生以上から必要な「先を読む」という学力！！ 　中学生以上に指導していて改めて気づくことは、人生を生きていく上で将来のことを予想する力がどれほど重要か？ということがほとんど教えられていないという現実です。これを言い換えれば、「先を読んで何を準備するかを考え実行し続ける力」とも言えます。もしこの力が弱ければ、将来どのようになるか？ということが予想できずいきあたりばったりで日々を送ることになりがちです。もし現代のような経済状況で、ある会社に就職できたとしても、社会の変化により内定取り消しやリストラ、最悪の場合、その会社が倒産することさえ予想の範囲内のことだと考えられます。 　先日、東京品川駅前の京浜ホテルでアメリカのリーマンブラザーズ破たんの影響もあり、ホテル従業員の皆さんが職を失うばかりか強制退去させられているニュースが報道されました。ひとつの会社に就職して定年まで勤められれば大変幸福ですが、現代のような社会状況でそのようなことができるのは非常に限られた人だろうと思います。従って、これからの社会を生きていくには、先を読んで必要な準備をしておくということが大変重要になるだろうと考えられます。 　このような現実の中で、現代の中高生が先を読む重要性や予想する力を教えてもらっていないということが大変心配されるのです。この、先を読む・予想する為に必要なトレーニングとして「仮説力」の学習があります。「仮説力」とは、もし〜が起こったら、もし〜にあったらなど、可能性のあるテーマを設定し、“もし”と仮説を立てて何種類かのシナリオやオプションを自分なりに考えてみるという未来志向のトレーニングです。実際の社会では、これを「シミュレーションを立てる」とも言います。例えば、海外依存度が高い輸出中心の企業では、円がドルに対して何円になるかという為替についてのシミュレーションを立てますし、どれだけ株価が下落すれば含み損が出るか？というシミュレーションも立てています。このように、仮説を立てた上で実際の業務を行っているのが企業の現実です。これを個人で考えてみると、もし円高が進み株価が急落すれば、自分の勤めている企業の業績が悪化するのではないかというのも簡単に予想できるわけです。特に、現代のような経済状況では、このような現状から目が離せません。従って、先を読む力、予想する力を高めておかなければ、今後、仕事も生活もうまくいかない可能性があり、将来もしっかりと描けないだろうと推察できます。 　私は、このような理由から、今後、子供たちが中学生以上になれば、この先を読む力を高める為に具体的な学習を通じて着実に指導してあげることが何より重要な学力や生きる力につながるだろうと考えています。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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