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■2009/08/07(金) 241 初の裁判員裁判!!今後の問題点
 先日、戦後初めての裁判員裁判が終了しました。始まる前は、相当の混乱が予想されていただけにおおむね順調に終わったとのことで、関係者はほっとしていることと思います。この裁判員制度については、始まる前は国民的議論がどれほどつくされたのかという点が問題になっていましたが、国民的議論にむしろ違和感を持っていた方々も多いのではないかと思います。本当に自分が重罪の容疑者をさばけるのか?極刑を言い渡すことができるのか?など、心理的負担を大きく感じた国民は多かったと予想できます。自分の考えや判断力が試される、しかも、一人の人間の人生を変えてしまうかもしれない判断ですから確かに心理的重圧感も大きいと考えられます。今回は、月曜日から木曜日までの4日間ということで結審したわけですが、この4日間の間、相当多くの資料や証拠を元にして判断をするという経験をされた裁判員の皆さんのコメントは「ひとつの大きな仕事をなしとげた感じ」というニュアンスのものでした。今回は4日間ですんだわけですが、より重い犯罪についての裁判員裁判は、おそらくそれ以上の日数がかかり裁判員にかかる負担も増えるだろうと予想されます。又、この裁判では、モニターの活用も話題になりました。特に、被害者の状況に関する映像は、わざわざ検察から注意があるほど目をそむけるような内容だったと推察されます。その映像を含め、万が一心理的な影響を受け、裁判員に精神的な問題が起こった場合、国はどこまで補償をするのか大変気になるところです。そもそも、裁判員制度は国民の参加の権利を最大限認め、広くひらかれた司法にする為のものです。その趣旨は確かに重要ではありますが、その後の予想される事案についてどれだけシュミレーションしているのかは疑問が残るところです。今回は、最初女性5人と男性1人の合計6人の裁判員でスタートしましたが、途中で体調に不調をきたした女性が男性の補充裁判員と交代するということもありました。さきほど述べたように、この女性に対してのケアなどはニュースで報道されませんから大変気になるところです。新しいシステムがスタートする時にはいろいろなトラブルは起きがちですが、今後の裁判員制度については裁判員の肉体的負担、精神的負担のケアや補償を国はどのように考えるのか、特に重大事件で容疑者が起訴事実を認めない場合などは長期の裁判員裁判になる可能性があり、裁判員のケアの問題が私は今回の裁判員裁判で見えた大きな問題点だと考えています。

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