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	■2009/09/11(金)　��249　9.11テロと今後の外交への期待 　今日９月１１日は、８年前にアメリカで航空機による同時多発テロが起きた日です。この同時多発とは、同じ時間帯に計４機のボーイング機がハイジャックされたということです。その４機の内、１機はボーイング７６７、乗客乗員９２名を乗せ世界貿易センタービル北タワーに追突、内１機は同じくボーイング７６７、乗客乗員６５名を乗せ世界貿易センタービル南タワーへ追突、又、１機はボーイング７５７、乗客乗員４５名を乗せピッツバーグ付近へ墜落、最後の１機は同じくボーイング７５７、乗客乗員６４名を乗せアメリカ安全保障の要塞ペンタゴンへ突入しました。飛行機の乗客乗員はもちろん、ビルやペンタゴンなどで数千人もの死者を出した悲惨な事件でした。この前代未聞の同時多発テロにより、ニューヨークはもちろん、アメリカ全体に大きな影響が及びました。ニューヨーク株式市場、ナスダックは取引停止、アメリカ国内の全空港閉鎖、地下鉄はストップ、マンハッタン島と他の地区を結ぶ全ての橋、トンネルなどが全面通行止め、携帯電話は機能マヒし、メキシコ、カナダとの国境も一時閉鎖するなど、アメリカが機能停止状態に陥りました。この同時多発テロに対し、当時のブッシュ大統領は異例の声明を出し、先制攻撃が正当化できるという考えを「アメリカ国家安全保障戦略」で位置づけました。これが、その後のイラク、アフガニスタン戦争などに適用され、現在の世界の不安定さにつながっているように思えます。元小泉総理も国会で、このイラク戦争の見解について苦しい説明をしていた場面を思い出します。このように、８年前の9.11テロが日本にも大きな影響を与えた大事件であったことは間違いありません。現在、民主党が外交問題で不安があるとの報道がありますが、今後、アメリカとどのように付き合っていくべきか？又、中国を中心としたアジアとの関係をどのように結んでいくのか？が、大変注目されています。外務大臣に内定している岡田氏の活躍も目が離せない状況となるでしょう。このような状況から言えるのは、国際化が進んだ社会では防衛にしろ、環境にしろ、日本一国だけで考えても解決できないことが多いということであり、いかにグローバルな視点をもってひとつひとつの問題をとらえるかということが重要かということです。国際情勢だけでなく物事をグローバルに見る為には、ここまでに至る過去の出来事を知り、その上で今起きている状況を理解し、将来の方向性を描く力が必要です。特に、世界各国がそれぞれの利権を得る為に複雑な駆け引きをする国際外交で、新政権がどこまで手腕を発揮し日本の存在をアピールできるかが期待されます。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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