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■2009/10/26(月) 260 官尊民卑の思想を壊す為に何を考えるべきか?
 官尊民卑ということばがあります。大辞林では「政府や官吏を尊び、民間の人や物をそれに従うものとし軽く扱うこと」とあります。簡単に言えば、国民は自分の考えを持たず公務員の言うことさえ聞いておけば良いということです。これは、国、県、市などの全ての公務員への依存とも言えます。私は、今回の政権交代までおそらくこの官尊民卑の思想があらゆるところでしみこんでいたという印象があります。例えば、官僚の天下りや渡りも国家公務員は身分が高いので、国民の税金を使うのは当たり前ということが背景にあったと思います。又、多くの公務員自身も身分が高いし特権があるという考え方がどこかにあったのではないでしょうか?憲法第14条に、法の下の平等があります。「すべて国民は、法の下に平等であって、人権・信条・性別・社会的身分又は門地により、政治的・経済的又は社会的関係において差別されない」という内容です。官尊民卑の思想は、この社会的身分によって差別されないという点でちぐはぐな考え方の思想として残ってきました。よく学校で人権学習というものが行われますが、その人権学習の中にこの官尊民卑の是正も含めた学習をすべきだと考えます。公務員は偉い、例えば学校の先生は偉いというのもその先生の人格や資質を見て言っているのではなく、広く一般論としてこの官尊民卑の思想があり、「身分的に偉い」、「先生は偉いと思うのが当然だ」というような解釈をしてきたように思います。本来、先生の偉さとは、人間として、本当に尊敬・信頼できるかどうかであって、誰にでもあてはまるものではありません。それだからこそ、先生は誰よりもいろいろな勉強や修業を要する仕事だと思います。このたびの政権交代は、この不平等な官尊民卑の思想を壊すものであり、公務員を身分的に偉いとは考えず、あくまでも一般国民は平等であるという考え方を徹底する改革をしていこうという決意だと思われます。では、この、官尊民卑の思想を壊す為に私たち国民はどのように考えれば良いのでしょう?ひとつには、人間を肩書きで判断しないということです。官だから公務員だからというような表面的なことは、人間の本質と何の関係もありません。ひとりひとりを人間としてじっくりと判断できる能力を持つ社会が重要だと考えます。その為には肩書きのような表面的なことではなく、本質的な物の考え方や生き方を評価できるような学力が必要です。これからの日本を考える時、過去の官尊民卑の思想を壊し先生と子ども達がお互いに学び合い、ひとりひとりの人間が尊重される教育を実現することが何よりも重要だと考えます。

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