TOP


NEW!  オンリーワンの目標と学習システムのページに実際のプリント例を紹介

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。
■2009/11/09(月) 263 沖縄問題と自立
 今、沖縄の問題が毎日のように報道されています。なぜなら、沖縄宜野湾市にある米海兵隊の「普天間飛行場」の移設をめぐる政府の対応が揺れているからです。そもそも、この普天間の問題は1996年に当時の自民党政権がアメリカと交渉し、普天間の地域を日本に返すかわりにその基地を名護市の「キャンプシュワブ」の沿岸に移すという計画が進められていたものです。しかし、今年8月の衆議院選挙で大勝した民主党は1996年に自民党とアメリカで交渉した案を見直そうと考えています。普天間の基地は、住宅などが密集している地域にあり住民にとって大変不安な基地でもあります。このようなことから、沖縄県知事の仲井真氏や名護市の島袋市長もおおむねキャンプシュワブの移設計画を受け入れる方向であり、アメリカのゲーツ国防長官も従来通りの計画を予定していたわけです。ところが、今回、民主党が政権をとると北沢防衛大臣はキャンプシュワブへの移設を認める方向でいますが、岡田外務大臣は嘉手納へ統合する案を出し、鳩山総理は県外への移設を主張しているということで、政府の中で足並みがそろっていない状況が続いているのです。私も以前、嘉手納基地を訪れましたが、まさにアメリカそのものという感じをもちました。沖縄の問題は戦争末期に沖縄地上戦があり、大きな被害をこうむった沖縄の人々の大変な歴史から発生している問題です。又、戦後1972年までアメリカ統治下におかれていたこともあって心理的に自分たちだけなぜ日本の犠牲にならなければいけないのかという思いがあるから、より今回の問題も複雑なことになっていると考えられます。もっと手前から言えば、日本は本当にアメリカ軍基地をもつ必要があるのか?もし基地をもたないのであれば日本はどのように自国の防衛を考えていくべきなのか?など、沖縄問題は戦後の日本の自立を考える上でさけて通れない問題です。来年からの国民投票における議案も憲法9条が関わっており、日本とアメリカとの今後の付き合い方が問われることとなります。具体的には、日本が先進国として本当の自立をめざすのか?それとも、今までのようにアメリカ軍と共に共存していくのか?が大きな論点になってくるでしょう。とにかく、個人の自立と共に国の自立とは何か?自分で自分のことを守れる国とは何か?など、難しい問題が今回の沖縄問題の背景にあるのは間違いのないところで、オバマ大統領も今週来日予定であり、この機会に日本人として真の自立について真剣に考えてみてはどうでしょうか?

2024年3月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31

過去の日記
2024年03月(2)
2024年02月(1)
2024年01月(0)
全て表示

日記内を検索


オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。


 
 
   

 (C) PLUS A ALL Rights Reserved. 本サイトは、(有)プラス・エーによって管理・運営されています。
  掲載されている画像・文章等、全ての無断転記・引用を禁止します。
  このサイトに関する、質問・お問い合せはメールでお願いします。

オンリーワンプロジェクト
のご紹介
オンリーワンプロジェクト
の活動から

オンリーワンプロジェクト
講演・取材等の依頼

新時代の教育提案と共育
これから必要な学力とは?
オンリーワンメソッドの誕生
めざす力&自立一貫教育
目標と学習システム
学習コースのご紹介
ジュニアコース
ファミリーコース
ビジネスコース
 
キャリア教育研究所の概要
「人材3力」とは?
オンリーワンの業務実績
スクールネットワーク
オンリーワンスクール
公認教室一覧
各スクールの声
鳥取事業本部・
島根リエゾンのご案内
岡山・四国事業部のご案内
広島事業部のご案内
関東事業部
東京オフィスのご案内
関東事業部
神奈川オフィスのご案内
東海事業部
愛知・岐阜・静岡オフィスのご案内
近畿事業部
大阪オフィスのご案内
近畿事業部
兵庫オフィスのご案内
近畿事業部
京都・奈良オフィスのご案内
近畿事業部
和歌山オフィスのご案内
九州事業部
大分オフィスのご案内
九州事業部
福岡オフィスのご案内
九州事業部 鹿児島オフィス
・沖縄リエゾンのご案内
イベント情報