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	■2009/11/13(金)　��264　就職できない大卒が１２万人超！と採用方法の変化 　先日、今年の大学卒業者でまだ就職が決まっていない学生が１２万人以上いるというニュースがありました。内定がもらえない主な理由は、やはり面接の結果がおもわしくないということのようです。まだ就職が決まっていない学生は、東京大学、早稲田大学など名の知れた学生も例外ではありません。要するに、最終的な面接がその学生の就職の成否を決めてしまっているのです。昨年のサブプライムローンの破たんで、アメリカ経済の悪化から日本経済も厳しさを増しているわけですが、産業・経済界の企業は次のように考えて採用することが多くなってきました。例えば、１００人の社員募集をする場合、１０００人の応募があったとします。従来なら、１０００人の中から上位１００人を正社員として選ぶという考え方が主流でした。ところが、最近は必ず上位から１００人を選ぶわけではないのです。どういうことかというと、その企業が求めている能力をもった人材が１０００人の中で５０人しかいなければ１００人の募集でもその５０人しか採用しないということなのです。おそらく、このような状況を含めて今回のニュースのように大量の就職未定者が生まれているのではないかと予想できます。つまり、企業や社会が求めるある一定の能力や人材にマッチしなければ、いくら募集定員が多くてもなかなか就職が難しくなってきたということなのです。そのマッチするかどうかを面接を中心に判断しているというのが現在の就職事情です。しかも、正社員以外のパート・派遣などの雇用比率が多い状況の中で、正社員で採用されようと思うとなおさら面接における人間的能力が問われるのです。しばらくの間、日本経済が回復するようには思えない中で今後予想されることは、ますます社会の中では少数精鋭の能力主義が進んでいく可能性があります。又、能力があれば一旦就職して自分で納得できなければ転職も可能性がありますが、それほど能力がないが学歴などで運良く就職できた場合は２回目からの転職は厳しくなり、どうしても始めの会社にしがみつくというケースも増えがちです。しかし、現在のような経済の不安定な状況で、安定した経営ができている会社は少なく、その会社一社に一生しがみつく生き方はあまり将来性が高いものとは思えません。つまり、結局のところ必要な能力を身につけ、自分で状況に応じて転職をしていくぐらいのゆとりある将来設計をもって生活することが今後は重要となるでしょう。これらから、高校生〜大学生までに、社会へ出るまでにどんな準備をしておくか？どんな力をつけておくか？又、会社などに入ってから何を学び続けるか？を本当に真剣に考えなければいけない時代に入ったといえるのではないでしょうか？		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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