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■2010/02/05(金) 285 貴乃花の改革の意味とは?
 日本相撲協会の理事に、新しく貴乃花親方が当選しました。貴乃花親方は、日本相撲協会の改革を目的に立候補したわけですが、なぜ改革が必要だと考えたかが興味深いところです。報道では、日本相撲協会の旧式な考え方が時代の変化についていけていない点や、常識はずれの対応の問題が指摘されています。例えば、今回の朝青龍の暴行事件についても、「そんな暴行は確認されていない」などの会見が行われるなど、終始一貫性のない曖昧さに不信感はつのるばかりです。以前あった相撲道場での暴行事件も、親方がそんな事実はないなどと言っていたにも関わらず実際はあった件など、事件や不祥事を隠そうとする隠ぺい体質が見え隠れします。これらは、守りの体制に入った組織の象徴的な現象ですが、なんとか隠ぺいすればごまかせるという古い考え方がまだまだ残っているように思えます。この古い物の考え方に対して貴乃花がメスを入れようとしているのでしょう。かつてソ連邦が存在していた時、「改革」「ペレストロイカ」を口に出して行動したのはゴルバチョフ氏でした。それまでの古いソビエト連邦の考え方を根本的に見直し、新しい時代に必要なものを取り入れた結果、結局ソビエト連邦は解体し新しく15のCISが誕生しました。古い組織を解体し新しい組織にしないと、やはりうまくいかないのだと当時私は確信したものです。今回の相撲協会の件も、やはりそのようなプロセスを踏んでいくのかもしれません。貴乃花の行動を見ていて思うのは、やはり年代の問題が大きな原因となっているということです。まだ30代の貴乃花にとって、これからの相撲協会をどうするかと考えることは必然的です。つまり、20代、30代の若者たちにとっては、これからの長い相撲界で自分がどのようにするかが最も重要なテーマなのです。改革をしなければ日航のように組織自体が破綻する時代だからなおさらです。それに対して、60代、70代の長老たちは、今までと同じことをして済ませたい、変えたくないと、保守的な主張をするわけです。ここに、若者と長老の対立が生まれます。これは、相撲協会だけでなく、教育界などあらゆる業界・分野で起きていることであり、長老の方々が自分たちの残りの人生を中心に物事を考えるのではなく、どのようにこれからの若者を育てていくかという思いやりの問題でもあります。従って、長老の方々の「改革」への理解がどれだけあるかがこれからの日本の社会が発展するかどうかの分岐点だということを再認識する必要があると私は考えています。

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