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■2010/03/01(月) 292 大学・短大のミッションが変化する!
 いよいよ2011年から、大学・短大の教育課程にキャリアガイダンス(職業指導)が義務付けられるようになりました。文部科学省が、大学・短大の設置基準の省令を改正しスタートするもので、新規定には「学生が卒業後、自らの資質を向上させ、社会的・職業的自立を図るために必要な能力を教育課程などを通じて培うことができるよう、大学内の連携を図り、体制を整える」との内容となっています。
 職業意識の形成に関した授業を設けている大学などはすでに7割に達しているものの、大学卒業の34.2%が3年以内に離職するといった定着の悪さや、雇用情勢の悪化を受け、2009年10月の政府の緊急雇用対策本部の新卒者支援策としてこの制度化が打ち出されたのです。これにより、各大学のキャリアガイダンスの内容が7年に1度受ける認証評価機関による認証評価の対象項目にも位置づけられ、この必要性はますます強くなってきました。つまり、大学・短大の重要なミッション(役割、使命)が、学生が将来社会で職業などを通じて自立できるように指導することとなったわけです。
 文科省は、「就職セミナーなど、大学の出口での就職支援は盛んだが、大学入学の入り口の時点から卒業後を意識させ、学ばせるように取り組んでほしい」としています。従って、高校生の大学選びの段階から、その大学がキャリアガイダンスにどれだけ熱心なのか?という点を重視して判断することが重要になってきたのです。これは、高校生にも当然あてはまるわけで、大学のキャリアガイダンスと同じように、高1に入った時点で社会で自立して生きていけるようなキャリアガイダンスが必要となるでしょう。なぜなら、高校を卒業して就職する生徒も存在しているわけですから。これらから、大学のミッションだけでなく、高校のミッションも実はキャリアガイダンス抜きには考えられなくなったのです。
 今回の文部科学省のキャリアガイダンス義務付けにより、大学とは何をする場所なのか?という答えが大きく変化します。かつては、一部を除き、一般的な大学はあまり実社会に直接関係ない勉強・研究をしがちでしたが、これからは、社会で生きていく為に必要な実質的な考え方や能力を身につける場所へと大きく変わっていくことになります。最終的には、有名かどうかや、単なる大学名や高校名などのブランドだけではなく、キャリアガイダンスの充実した大学・高校がきっと学生や保護者の高い支持を得るようになり、人気を博すことになるだろうと私は考えています。

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