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■2010/05/17(月) 311 若者の「安定志向」に感じる危うさ?
 公益財団法人「日本生産性本部」の新入社員アンケートで「今の会社に一生勤めたい」と考える率が57.4%と過去最高を更新したとのことです。これを安定志向とマスコミでは呼んでいますが、果たしてこのような状況が現実となるのでしょうか?例えば22歳で入社し、60歳で定年退職をするのであれば38年間ひとつの会社で勤めるということになります。38年間、会社が存続するかどうか?38年間、会社の状況が利益、売り上げなど安定を続けられるかどうか?働く本人が38年間、同じ会社で耐えられるかどうか?など、現実に考えなければいけない問題はやまほどあります。しかし、この結果を見る限り、そのあたりの予想をあまり感じません。むしろ、今日のようなグローバル社会で安定して会社が38年間も存続するというのはよほどのことがない限り難しいと考えるのが自然ではないでしょうか?このアンケートで、新入社員が一生勤めたいというのは希望ですが、現実をしっかりと見ないで現実から逃避しようとしているのではと大変心配です。希望や期待だけでうまくいくことはほとんどなく、現実をふまえしっかりと将来に対して準備をしている人間にこそ安定が近づいてくるのではないでしょうか?気持ちがどんどん内向きになり希望的観測だけが大きくなる状況だとすれば、これらの新入社員はおそらくどこかで厳しい現実に直面するでしょう。最近の若者の傾向がますます安定志向だと聞くたびにこれから困る若者が日本では増えるのだろうと心配です。当然ながら、1回目の就職より2回目以降の転職はより難しいのが一般的ですが、35歳の1万人を対象にインターネットアンケートを行った結果、35歳までの転職経験者は約66%で、3人に2人となっています。内訳は、転職1回が20.8%、2回が15.6%、3回が12.2%、4回以上が17.7%となっています。35歳ですでにこのような率ですから、60歳の定年までひとつの会社にいることのできる可能性は限りなく小さいのが現実でしょう。現実をしっかりと把握せず希望的観測だけ過大になっていくことは若者にとって必ずしも良いことではないはずです。この点も大人たちが若者たちにしっかりと指導すべき点ではないでしょうか?まず、安定という物の考え方を根本から見直す必要があるでしょう。少子高齢化の進む日本、グローバルな競争で外国人と競争しなければならない日本、財政悪化、税収減少という日本の前提でいったい安定とはどういう意味になるのか?自分の頭でよく考える必要がありそうです。

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