TOP


NEW!  オンリーワンの目標と学習システムのページに実際のプリント例を紹介

オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。
■2010/07/16(金) 328 メキシコ湾 原油流出事故がつきつけているもの
 2カ月前に、アメリカルイジアナ州メキシコ湾で起きた原油流出事故は、「アメリカ史上最悪の環境災害」となりました。この事故は私たちに何かの警鐘を鳴らしているのではないかと考えられます。今回の事故は、イギリスBP社の石油掘削基地で爆発が起こり、基地と海底油田をつなぐパイプが破れ原油の流出が始まったものです。この油田は、約1,500mの海底にあり、そもそもこんな深い地点から石油を取り出そうとしたこと、又、何か事故が起きればその深さから人間の手には負えない危険性があったことなど、危機管理の甘さと人災が指摘されます。企業の利益の為にむりやり自然界に入り込もうとする欲深い人間への重大な警告のような気がします。21世紀に入り、中国やインドなど石油の大消費国の石油消費は拡大するばかりで、その需要に合わせて各地で油田開発は深い海底までをターゲットにするようになりました。この表面的な需要と供給の構図に今回の大事故が起きた背景があります。海底油田へは、中東のOPECやアメリカなどの国際石油資本メジャーなどが進出しているわけですが、世界の4分の1の大消費国であるアメリカで、この事故が起きたのはなんとも皮肉としか言いようがありません。世界の石油への過度の依存が今回の事故を起こしたことは間違いなく、限界を迎えつつある石油に変わるクリーンエネルギーの必要性がますますさけばれる状況となっています。問題は、今回の事故がメキシコ湾沿岸の住民の生活や生態系に深刻な影響を与えているばかりではありません。ウォールストリートジャーナルによれば、BP社はメキシコ湾の原油流出事故対策として、原油を分解するCorexit9500という溶剤を海に130万ガロンも大量投入したということです。Corexitは極めて強い毒性を持ち、BPの本社のあるイギリスでは使用禁止とされているにも関わらず、今回のメキシコ湾で使用したとのこと。この海水が蒸発して雨となり降り注げば、農作物やそれを食べる人間への悪影響も心配されます。さらに、このメキシコからは海水を蒸発させた塩を日本へ輸入しているようで、誰もが食べる塩だけに日本人にとっても人体への影響が大変心配されます。もはや、他国の事故が日本に無関係という時代は終わりつつあり、今回の事故は日本にも影響の多い件だけに今後の情報にはとりわけ注目する必要がありそうです。

2024年4月
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

過去の日記
2024年04月(1)
2024年03月(2)
2024年02月(1)
全て表示

日記内を検索


オンリーワンスクールの説明会・体験会・教育セミナーなどの開催地一覧は、イベント情報をご覧下さい。


 
 
   

 (C) PLUS A ALL Rights Reserved. 本サイトは、(有)プラス・エーによって管理・運営されています。
  掲載されている画像・文章等、全ての無断転記・引用を禁止します。
  このサイトに関する、質問・お問い合せはメールでお願いします。

オンリーワンプロジェクト
のご紹介
オンリーワンプロジェクト
の活動から

オンリーワンプロジェクト
講演・取材等の依頼

新時代の教育提案と共育
これから必要な学力とは?
オンリーワンメソッドの誕生
めざす力&自立一貫教育
目標と学習システム
学習コースのご紹介
ジュニアコース
ファミリーコース
ビジネスコース
 
キャリア教育研究所の概要
「人材3力」とは?
オンリーワンの業務実績
スクールネットワーク
オンリーワンスクール
公認教室一覧
各スクールの声
鳥取事業本部・
島根リエゾンのご案内
岡山・四国事業部のご案内
広島事業部のご案内
関東事業部
東京オフィスのご案内
関東事業部
神奈川オフィスのご案内
東海事業部
愛知・岐阜・静岡オフィスのご案内
近畿事業部
大阪オフィスのご案内
近畿事業部
兵庫オフィスのご案内
近畿事業部
京都・奈良オフィスのご案内
近畿事業部
和歌山オフィスのご案内
九州事業部
大分オフィスのご案内
九州事業部
福岡オフィスのご案内
九州事業部 鹿児島オフィス
・沖縄リエゾンのご案内
イベント情報