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■2010/09/24(金) 342 イチロー選手の10年連続200本安打の偉業で思うこと
 今日、午前2時40分、イチロー選手は10年連続200本安打を達成しました。なにより深夜ではありましたがライブでその瞬間を見ることができたことは嬉しいことでした。私たちはひとくちに10年連続200本安打といいますが、その偉業には計り知れない苦労があったのだろうと推察します。
 来月で37才を迎えるイチロー選手は、年々体が衰え変化する状況でありながらその衰える体をどのようにしたら維持できるか?というテーマに常に挑んでいるようです。これがよくいわれる「イチロー選手の進化」ですが、これは状況に対応し、よりよい成果を出せるよう今までと違う改善を続けることに他なりません。得てして今までと同じようにすること、つまり成功体験を続けていったほうが安心で無難という保守的な考え方になりがちなものですが、イチロー選手は保守的になった時点でうまくいかなくなることをよく知っているのだろうと思います。イチロー選手のすごい点は、このことがよくわかった上で自分の体に最も適したトレーニング法を開発し、それを実行し、ここまで成果を出し続けてきた事実です。一時的に騒がれるスターはいても、このように長期に渡って成果を維持できることがなにより能力がある証拠でしょう。その能力とは、まさに「自分なりに考える力」に違いありません。試合時に最適な状態に持っていくには、その前の段階としてどうすれば良いかを逆算し、それを忠実に守ることでリズムを崩さないように自己コントロールする力といってもいいかもしれません。
 私がイチロー選手を今まで見てきて特に感じるのは、「先見力、つまり逆算して物を考える力」と、その状況に対応する為の「準備の考え方のち密さ」です。この、先を読む「先見力」には、もちろん想像力というスキルが必要ですが、その前提としては危機管理という物の考え方が不可欠です。もし〜になったらどうなるか?という問いを自分自身に問いかけ、危機を最小限に食い止める為にシミュレーションを描き、それに必要な準備を着実にしておくという考え方がずば抜けてイチロー選手は高いと私は考えています。
 たくさんの能力をイチロー選手は持っているわけですが、あえてもう一つあげるなら、「維持力」です。成果を維持する為には何が必要か?を考え抜き実行を続ける力が極めて高いのでしょう。これらの力は、野球だけでなく、私たちが困難な日本社会を生きていく上での大きなヒントになると思います。「変化」、「対応」、「改善」、「進化」、「リズム」、「逆算」、「先見力」、「準備」、「危機管理」、「維持力」など、イチロー選手から学ぶキーワードは数多くあります。これらのキーワードを参考にひとつひとつ私たちの生活に活かしていきたいものです。

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