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■2013/02/15(金) 481 高校で「キャリア教育」が必修へ!
 就職活動中の学生の方々も多いこの時期に、文部科学省は新たに学生が将来の進路を決める上で重要な教育方針を打ち出しました。というのは、高校生の進路への意識を高める為に高校の普通科において「キャリア教育」を必修化するという検討を始めたということです。

 それによると、日本の高校教育は、生徒の自立的な勉強時間が国際的に見ても少なく、立て直しが急務となっており、文科省は将来への目的意識を持たせることで学習意欲の向上につなげたい意向のようです。これらを、中央教育審議会での審議などを経て、次の学習指導要領に盛り込む方針とのことで、いよいよ「キャリア教育」が本格的に始まるきっかけとなりそうです。

 これまで日本の高校生、大学生が外国の学生に比べ勉強時間が短いのはなぜか?ということが話題にのぼったことがありましたが、今回の文部科学省の説では、学生自身に将来の目的意識がないから5科目を中心とした勉強への意欲がないのだということになります。逆に、将来の目的意識、つまり、どのような仕事を選び、どのような人生を送るか?というような内容を深く考えさせることが主目的の「キャリア教育」が広まれば、確かに自分事として「キャリア教育」の勉強はするようになるのでしょう。

 では、これまでの5科目の勉強とキャリア教育の相関関係はどうなのでしょうか?「キャリア教育」の勉強をすると、学生は5科目の勉強をする意欲が高くなるでしょうか?この場合、5科目の勉強が仕事の能力にどのように関係しているか?という点や、5科目の勉強をすることで豊かな将来設計につながるか?というような「5科目の勉強」と「社会を生きる力」のつながりが論点となるのでしょう。

 つまり、日本の学生の5科目の勉強時間が短いのは、「5科目の勉強」と「就職や将来設計」の相関関係について明確に学生に説明する機会が少なかったということではないかと私は考えています。おそらく、保護者や学生の方々の多くの意見は、5科目の勉強の大きな目的は、やはり入試やテスト対策では?という思いが強いのではないでしょうか。このことも、学生の勉強時間が少なく、将来への目的意識を持てない大きな理由になっていたのではないかと私は想像します。

 今回の文科省のキャリア教育導入の方針が、日本中の高校普通科に与える影響は決して小さくないように感じます。どちらにしても、これからの高校生への教育内容を時代の変化に対応したものにすべきということは確かです。今回の文科省の方針をきっかけに、私たち大人が高校生への教育のあるべき姿や内容をもう一度考え直すことも意味のあることではないでしょうか?

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