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■2013/07/26(金) 501 政治の安定って何?
 去る日曜日の参院選で、自民党・公明党が圧勝し、民主党が大敗した中で、安倍総理の発言は「決められる政治によって、この道をぶれずに進んでいけと国民から力強く背中を押してもらった」でした。

 安倍氏の「この道をぶれずに進んでいけと国民から力強く押してもらった」という発言には、今回の選挙で圧勝したので、自分たちの考えが国民に信任して頂けたというニュアンスに聴こえます。又、この発言は、次の衆院選まで解散がなければ3年ほど続く久しぶりの長期政権を見通しての意欲のあらわれとも感じます。

 しかし、今回の参院選で自民・公明の両党に投票した有権者総数は約2268万人で、野党に投票した総数約2767万人のほうが上回ったと分析されています。つまり、自民・公明の両党が信任されたというより、野党の票が分散してしまったともいえます。決められる政治とは、今回の選挙の圧勝により衆参のねじれが解消したことで、法案可決への道がスムーズになったことを示しているのでしょう。

 選挙は、自分が最もふさわしいという党を選ぶという積極的投票と、ふさわしいとはいえないが、よりましな党を選ぶという消極的投票があり、後者の国民も一定数存在することを忘れるわけにはいきません。この道をぶれずに進んでいけと国民から押してもらったという安倍氏の発言には、野党の投票者総数が与党より多かった事実や、消極的投票の国民の存在などを軽視しているようにも感じます。

 特に今回の選挙では、経済最優先、デフレ脱却の発言を強調し、国民的関心事である原発政策についてマニフェストや報道でもほとんど重要視することのなかったことを考えると、やはり都合の悪いことについては発言を控えようという意図が感じられます。民主主義を実現するにあたってもちろん政治が安定することは大切ですが、安定の意味を特定の党が長期的に独占することだと考えてしまうのは、いささか早計ではないでしょうか?どこの党にしてもいつも正しいということはなく、政党間では与野党が常に緊張感を持って政策の論戦が繰り広げられ、場合によっては与党の暴走を阻止することが本来の政治の安定だと私は思います。

 今週の報道で、7月4日〜21日の選挙期間中に最も多くツイッターでつぶやかれたテーマのトップは、136万5313件の「原発」で、2位が48万7776件の「憲法」、3位「外交・安保」、4位「TPP」、5位「経済」だったとのこと。安倍氏の強調する経済が5位で、ほとんど言及されなかった原発が1位というデータをバランスよく考え、今後の政策実行にあたってもらいたいと感じているところです。

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