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	■2014/01/17(金)　��523　気になる東京都知事選の行方 　１月２３日告示、２月９日投開票の都知事選は、主要候補の出馬表明が相次ぎ、全体の構図が明確になりました。特に、元総理の細川護煕氏が出馬し、同じく元総理の小泉純一郎氏が全面的に応援するとのニュースが出てから、とりわけメディアで取り上げられる頻度が増したように感じます。 　今回は、細川氏と小泉氏がタッグを組んで都知事選にのぞむことから、メディアでは「細川・小泉連合」などと報道されています。このことばをそのまま使うなら、今回の都知事選は、自民党vs細川・小泉連合の戦いといえる様相を呈しています。自民党東京都連は、舛添要一氏を支援することとなり、都連から自民党本部へ応援要請があったようですが、その自民党はどうも一枚岩ではないようです。 　というのも、２００９年の自民党が民主党に政権をあけ渡した際、舛添氏は、「自民党の歴史的使命は終わった」と発言し、結局、自民党から除名されるという苦い経験があり、その時の経緯をよく思っていない自民党員がいまだにいるからということのようです。特に、小泉氏の二男、進次郎氏は、このような経緯もあり、大義がなく舛添氏を応援するつもりはないとコメントしているほどで、自民党の中もうまくまとまっていない印象を与えています。 　ところで、今回の都知事選で細川氏が出馬した理由は、原発がこれからの日本の命運をわける問題だけに、東京から原発問題を見直し、ひいては日本各地の原発再稼働にも影響を与えたいとの思惑があるものと考えられます。小泉純一郎元総理も、同じく最近の脱原発発言の通り、細川氏の考えに沿うもので、今回の細川・小泉連合になったものと想像できます。一説には、小泉元総理が細川氏出馬を説得したのではという声もあります。 　世間では、原発は国の政治問題であり、都知事選の争点にするのはいかがなものか？という意見もあるようですが、もともと福島第一原発で供給する電力の最大消費地は東京であり、福島第一原発あっての東京の経済システムという側面もあることから、東京都民が単純に原発と都知事選には関係がないと言い切れるかどうか？は、微妙だと私は考えています。 　又、今後、夏に向けて各地域の原発再稼働がしっかりとしたプロセスで行なわれるかどうか？さらに、活断層の問題、溶融燃料の取り出し、使用済み核燃料の廃棄場所問題など、いまだ解決できていない問題も多々あります。こんな中で、十分な対策がとられず、原発再稼働をすることには多くの国民も違和感があるはずで、東京からその突破口を開き、日本全体の原発政策を見直すきっかけにしたいと、細川・小泉氏は考えているように思えます。 　とにかく、この都知事選で東京都民がどのような判断をするのか、今後の日本中の原発問題に大きく影響するだけに目が離せない状況が続きそうです。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(1) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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