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■2014/03/07(金) 529 大学生で進む「読書離れ」と「世の中離れ」
 先日、全国大学生協連の「学生生活実態調査」で、大学生の40.5%が読書時間がゼロだという結果が出たようです。

 この調査によれば、2004年以来、40%を超えたのは初めてということで、大学生の本離れ、読書離れの進行を裏付ける状況が伺えます。この調査は、全国30大学の大学生8,930人が回答したもので、文系学生の約34%、理系学生の約44%が1日の読書時間がゼロだというのです。又、下宿生の1ヵ月当たりの書籍購入費は7年連続で減少し、過去最低の1,820円ということで、単行本1冊程度しか購入していない実態が浮き彫りになっています。

 一方、下宿生の平均仕送り額は7年ぶりに増加し、72,280円になり、暮らし向きは「大変楽」もしくは「楽な方」と答えた学生が53.6%で、3年連続で増加しているようです。生活が楽になったにも関わらず、本を買わない、読まない大学生という結果が出たわけですが、このような状況をどのようにとらえたら良いのでしょうか?

 ある分析では、ゲームやスマホの普及で読書の時間が失われているのではないかという見方があります。もちろん、読書が全てではないのですが、大学生という高度な学問を究める立場の人間が、本をほとんど読まないという現実、又は新聞などニュースや世の中の出来事にもあまり関心を持たないとすれば、果たして高等教育を受ける資質があると言えるのかどうか私には疑問です。

 活字はネットやスマホで十分読んでいるという反論が聞こえそうですが、それが本や新聞の代わりになりえるのかもやはり疑問です。なぜなら、ネットでは限られたニュース速報の他は、ほぼ自分の欲しい情報を検索することが中心となると思われる為、ふと目にするその他の情報やいろいろな人々の考え方を知ることができる新聞とは、やはり本質的に違うだろうと思います。

 本の場合も、いろいろな作者の考え方を深く知ることができるというメリットや、1冊の本を読み終えるまでの長いプロセス、例えば忍耐力、継続力、集中力などがいろいろな意味で人間形成につながるものだと私は考えています。スマホやネットなど、便利で手軽にできるものだけでいいんだという考え方では、やはり人間的成長において不十分だと私は思いますが、みなさんはいかがお考えでしょうか?

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