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■2014/03/28(金) 531 考えたいソクラテスの「無知の知」
 私は、教育に携わるものとして、ひとつのテーマについてじっくりと深く考えることが大切だということをよく生徒に話します。この前提として、まず「教育とは何か?」について深く考える必要があります。この、「〜とは何か?」と考えることを一般的に「哲学」と言いますが、まさに教育にはこの哲学的考え方が欠かせません。

 この「〜とは何か?」を考えることがとても重要だと主張した人物の1人に、ギリシャのソクラテスがいます。ソクラテスは、その昔、街角に立って道行く人に人生とは何か?生きるとは何か?などと話しかけていたそうです。そのソクラテスが残した有名なことばに「無知の知」ということばがあります。

 この「無知の知」の「無知」とは、もちろん「知らない」ということです。そして、このことばの「知」は、「知っている」ということです。この両方の意味をつなぎ合わせて考えると、「知らないということを知っている」という意味になります。これはどういうことかというと、世の中は広く、自分が知っていることなどはほんの一部にすぎないということ、自分ではものすごく勉強して知識が増えたとしても、それはまだまだ一部だということをよく理解しているか?つまり、上には上があり、なかなか頂上にはいけない、勉強する際にはこのようなことをしっかりと理解しておく必要があるということです。

 これは、「井の中の蛙大海を知らず」や、「木を見て森を見ず」のことわざにも通じることであり、視野の狭い人間になってはいけないという戒めでもあります。これらを知らずにちょっと勉強してわかった気になったり、有名校に合格しさえすれば万事うまくいくと思い込んだりするのは、この「無知の知」ということばを深く理解していないからでしょう。昔から、人間がよりよく生きていくには一生死ぬまで勉強が大切だと言われてきたのは、まさにソクラテスの言う「無知の知」の重要性をあらわしています。

 おそらく、人生で成功する人物の条件は、この「無知の知」という自覚や認識がしっかりできていることではないでしょうか?人生で成功するだけでなく、人格形成や人間的に成長する為にも、この「無知の知」の自覚と、それによる行動は大変重要なポイントにだと思いますが、みなさんはどのようにお考えでしょうか?

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