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	■2015/08/07(金)　��569　「考える力」について 　私たちの日々の生活では一般的に「しっかり考えなさい」とか「よく考えた上で判断しなさい」というように「考える」ということばが多く使われます。そもそも、この「考える」ということばの意味は何なのでしょうか？一例として、重要な自分自身の「就職について考える」とはどういうことか？を考えてみることにしましょう。 　まず、「就職について考える」には、「就職とは何か？」「なぜ就職するのか？」というような根本的な問いが必要になります。就職とは、ひとつの職業に就くこと。そして、ひとつの職業に就くとは、その職業・仕事を通じて誰かのお役に立つこと。そして、そのお役に立ったことで賃金が頂けるということです。つまり、就職をして仕事を通じて何らかのお役に立つ、いわゆる成果が出なければ当然賃金は払われないことになります。 　ここが、現在、成果主義で問題とされている点でしょう。つまり、就職しただけであまり成果が出せない人物には、相当の給料を払うべきかどうか？払うとしたら成果が出ないのにいくら払えば良いのか？という問題が発生します。 　現在、就職の面接が最後の追い込みになっている多くの大学生のみなさんは、このような意識をどのくらい持って就職にのぞんでいるのでしょうか？会社に就職しさえすれば安定した給料がもらえるといった安易な考え方が今後、通用しなくなり、成果主義が増えるということをどれだけ理解しているのでしょうか？ 　これらは、就職とは何かのひとつの答えとなるものですが、では、なぜ就職をするのでしょうか？もちろん、憲法上の勤労・納税の義務があるからというのもひとつの理由ではありますが、それだけではあまりにも味気ないでしょう。例えば、なぜ就職するのか？は、先ほど述べたように、自分が何らかの仕事をすることでより多くの方々にお役に立てるか？喜んで頂けるか？つまり、自分の存在価値を示すことでどれだけ世の中に貢献できるのか？ということが大切なポイントではないかと思います。従って、自分の存在価値を高め、より多くの世の中の人々に役に立つよう、自己成長の為に日々学ぶことが重要となります。 　これらは、社会人になってから自己成長の為勉強しない人にとっては耳が痛い内容でしょう。就職には、このようにただ働いて給料をもらう、義務だから働くというだけでなく、自己の存在を世の中に示し、より多くの人々に喜んで頂くという大切な意義があります。 　ここまで、就職について考えてみたわけですが、本題の「考える力」とは、ひとつのテーマについて、そもそもそれはどういうことか？なぜなのか？など、深く本質をほりさげていく力をさすのだと言えます。 　まさに、このような力が、しっかりと物事を考える人物であり、成果主義の時代でも周囲から評価される人物になるのだと思います。今後、ますます、しっかりと「考える力」を育てられる教育や教師が必要となりそうです。		2024年4月 日 月 火 水 木 金 土 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 過去の日記 2024年04月(2) 2024年03月(2) 2024年02月(1) 全て表示 日記内を検索

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