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■2017/09/29(金) 608 忍耐力の本当の意味とは?
 日本人はこれまで「勤勉で忍耐強い国民性」と言われて来ました。勤勉とは、よくまじめに働くというような意味で使っているのだと思いますが、気をつけないといけないことは、誰かから言われたことをまじめにするという働き方だけでは、勤勉とは言えないのではないか?ということです。つまり、指示待ち族のことを勤勉な人たちというだけでなく、指示がなくても自分自身で考え適切に行動できる人が本質的な勤勉さだと私は考えています。

 一方、忍耐力とは何でしょうか?例えば、自然災害にあって停電が3日続いている状況で我慢することを意味するでしょう。又、イチロー選手がレギュラーで出場できないにもかかわらず、常に自分のパフォーマンスを最大限に発揮できるよう普段から準備やトレーニングを忍耐強くしているという意味もあるでしょう。私は、このイチロー選手の場合は忍耐力と言わず「継続力」と言った方が良いのではないかと考えています。つまり、自分の目的が明確にあり、それを達成するために我慢強く必要なことを続ける場合は「継続力」の方が日本語としてぴったりとくる感じがします。これらの忍耐力と継続力は必要なものですが、一方、あまり必要がない忍耐力というものもあるような気がします。

 それは、例えば、そのすることが自然災害のように仕方なく耐える場合でもなく、明確な目的があるわけでもない忍耐力、つまり意味のないことを忍耐する力のことです。1つの例として、明らかに意味のないことを誰かに言われ、それを我慢して続けているような状況のことで、1つの漢字を50回書くというような場合です。そもそも50回書かなくても漢字を覚えるのが目的であれば、3回の子どもも、10回の子どももいていいわけですから、自分で判断させれば良いのです。それを誰かから例えば学校の先生から言われたからするというような場合、全員が50回書く必要もなくそれ自体無意味だということです。残念ながら50回書くこと自体を忍耐力というのなら、これこそ無意味なことだと思います。

 その子にとって意味のないことを我慢してさせることが本質的な「忍耐力」ではないと私は考えています。逆に目的がはっきりとしていて、意味のある重要なことをさせることこそ本当の忍耐力の意味だと私は考えています。なぜなら、私たち大人にとっても子どもにとっても時間は有限なわけで、大切なことや本当に意味のあることからしないと時間切れになるからです。皆さんはこの本当の忍耐力の意味をどう考えられるでしょうか?

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